そんなこと 許されるのか ?
内閣機密費 持ち逃げ (半月で)使い切る ?
民主党(中心)政権への交代が決まった衆議院選挙2日後の9月1日、当時の自民・公明政権の河村建夫内閣官房長官が2億5千万円を内閣府に請求し、引き出していたのが判明した。
半月後河村氏から平野博文官房長官が引き継いだときには、全て使われており、官邸内の残高は0円だったとのこと。
内閣官房費、機密費といえども私たちの税金である。
機密費は、いつ、何の目的で、何に使ったか、明らかにしなくてもよいという。
これは、「横領」罪 使途不明金 である
社会的常識とかけ離れた政治感覚 ・・・ 私たちの税金はどこへ消えた ?
内閣官房機密費は、いつ、どれだけ引き出し、何の目的で、何に使ったか一切公表しなくてもよいという。もちろん領収書の保存も、帳簿記載も何から何まで一切秘密でよいという。
私たちは税務署の調査を何度も受ける。 その度に「帳簿が正確に記帳されていない。」「請求書・領収書の保存がなされていない。」「支出した目的が問題ある。」「消費税は預かり金である。滞納は税金の横領になる。」・・・等々、様々な指摘を受ける。
さらに会社の代表者責任は、「会社は社会的責任を持っている。・・・会社を倒産にさせた原因は代表者の経営責任である。・・・背任罪で告発する。」と常に社会的責任を負わされている。
内閣官房機密費は、自公政権時代毎月1億円、年間12億円前後が引き出されていた。(09年度予算は14億6165万円)政権交代直前は半月で2億5千万円である。
会社の代表交代の直前、多額のお金を持ち去った前代表はどんな罪に問われるだろうか。天下りにメスをいれ、事業仕分けも良いが、政治にもメスをいれ非常識な税金の使われ方も徹底的に暴いてほしいものである。
国家のお金は私たちの税金である。政治家・官僚のお金ではない。
"国家は偉大なる父親である"という言葉がある。私たちが真に信頼しうる国家(政治)があってこそ、私たちは老後を心配することなく税金を納めるというものではないだろうか。