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  金融庁が 注意喚起・・・「先払い買い取り現金化」 

 金融庁は、商品の買い取りをうたって高額な違約金を請求する 『先払い買い取り現金化』 について、違法なヤミ金融業者が多いとして対策強化に乗り出す。
 警察庁などと注意喚起を始め、違法な業者の摘発にもつなげる方針だ。 

 『先払い買い取り現金化』 は、ネット上でスマートフォンやゲーム機などの買い取りを装って現金を前払いし、キャンセル料として高額な違約金を請求するもの。 
 売り手、買い手とも商品の受け渡しを実際にはしないことを前提に、お金の貸し借りの手段として使っていることが特徴だ。
 会社員などが5千円~5万円ほど利用するケースが多い。 キャンセル料は買い取り代金の40%ほど。 年利にすると300%を超える高金利だ。 

 最近増えている先払い買い取り、後払い現金化は、脱法的手法で金品を貸し付け、高額な手数料を取り立てる。いった事例が多く、もともと商品の買い取り業務は二の次、もしくはカモフラージュであり、実態は“闇金”だ。 

      「先払い買取り」 現金化に注意 !

     商品の買取りうたって高額な違約金を
       請求する悪質な業者に注意

 高額な違約金(キャンセル料)を支払う前提で、商品買取業者からお金を受取っていませんか ?
 そのお金、ヤミ金融からの借金かもしれません !
      ・・・「先払い買取り」 「現金化」 に要注意 !
 ・ 買取りは、「キャンセルが前提であり、実際の買取りは行われない」。
 ・ 後の、高額な違約金名目(キャンセル料)が発生し、高額な金銭の支払が発生する。
 ・ 商品売買を装った金融貸付(違法なヤミ金融)が実態である。
 ・ 支払ができないと、ヤミ金融のように借金のみが膨らんでいく。

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  ● そのほか、最近はやっているサービス<実態は闇金>
  ・ 先払い買取り
  ・ 後払い、ツケ払い現金化
  ・ 経費精算ファクタリング
  ・ 給料ファクタリング
  ・ クレジットカード現金化 

 金融庁は、こうした取引が実質的には違法な貸金業にあたると判断し、「高額な違約金名目の支払で生活が悪化、多重債務に陥る可能性がある」「個人情報がネットでさらされる危険性がある」と呼びかける方針だ。
 

  「FX」取引でも詐欺容疑で逮捕 ・・・ 警視庁 

 外国為替証拠金取引(FX)への投資で高配当を得られるとウソをつき、「金」をだまし取ったとして、警視庁は男6人を逮捕した。
 投資会社を装って全国の住宅に電話をかけて出資を募り、集めた金を運用せず私的に使った疑いがあるという。
 被害額は約1億5千万円に上る。
 手口は、「損はしない」「キャンペーン中に口座を開けば、数万円のポイントを得られる」 ・・・と誘う手口。
 FX投資に絡むトラブルは急増している。
 昨年度国民生活センターに寄せられた相談は2,719件(3.17現在)にのぼる。
 2018年度の5倍と右肩上がりだ。 

 金融庁と同センターは、客側が要求していない一方的な訪問や電話での勧誘は違法のため、絶対に相手にしないよう求めている。 

 “甘い話は ウラがある” ・・・ 注意に越したことはない ❣