たくさんの感謝を込めて あけまして おめでとうございます。
| さまざまなことがあった２０１１年。 日本女子サッカー“なでしこジャパン”が世界一に輝いた一方、東日本大震災と福島第一原発・放射能汚染は、日本経済と国民生活に甚大な被害と深い悲しみを与え、２０１２年へと引き継いでしまいました。 私たちは、被災した人々を「勇気」づけるため多くの力を出しました。その中で人々の“絆”が生まれ、逆に被災した人々から「元気」を貰いました。 ひとびとへ「勇気」を与え、ひとびとから「元気」を貰い ・・・ そんな心と心の通い合いが生まれた２０１１年でした。 そして２０１２年、「愛」と「希望」の絆をさらに広げ、安心して生活できる社会を築いていかなければなりません。 「空」と「地」と「海」、そして「光」。そこに生命の礎と命のつながりがあります。 この「空」と「地」と「海」と「光」の調和。何人も侵してはならない自然の環境です。 |  |
子どもたちの健やかな成長と未来を、私たちがどう保障していくのか、問われる年になりそうです。
政治のメルトダウン
生活もメルトダウンさせる
東日本大震災と福島第一原発・放射能汚染、日本経済と国民生活に甚大な被害と深い悲しみに対し、一番大切な政治は機能せず、被災者・国民が切実に求めている「生活が第一」「安心した暮らし」は無残にも踏みにじられ、社会保障切り捨てと消費税増税と沖縄のアメリカ軍新基地建設に年越しで執念を燃やしてきた野田民主党内閣。
福島第一原発事故（原子炉冷温停止・状態 ？）は“収束”と宣言した政府。 ・・・
収束＝・おさまりがつくこと。 ・しめくくりをつけること。 ・類 決着 と辞書にはあります。
・溶けた燃料の状態はわからない。 ・放射能汚染水は増え続け処理のメドはたたない。 ・放射性物質の外部放出は止まっていない。 ・放射能汚染の土壌除染はホントにできるのかわからない。
・千葉、東京、埼玉と放射能汚染は何処までも広がっている。 ・避難した住民の戻れる保証は全く（場所によっては３０年以上）たたない。 ・・・ 数え上げれば切りがないほど問題点が山積みされるのに“収束”とは理解ができません。
税をめぐる状況も同様です。
税と社会保障の一体改革と称し、「社会保障費を捻出してほしいのなら増税を」「増税しないのなら社会保障の削減を」と国民に二者択一を迫っています。
ムダをはぶき、溜め込んだ埋蔵金を払いだす。そして、「国民の生活が第一」。年金・医療・福祉・子ども手当を充実させる。 ・・・
もう一度原点に返って考え直す一年としたいものです。
中間層減税・長期失業者給付を延長 ・・・ 米国
アメリカ下院は１２月２３日、期限切れとなる社会保険給与税の減税延長案を可決。上院でも可決されており、オバマ大統領は即日署名して成立しました。
同案は、社会保障財源に使われる給与税２％カット措置を２ヶ月間延長する内容。この措置は中間層減税としておこなわれてきました。
法案は同時に、長期失業者向け失業給付措置の２ヶ月間延長も含んでいます。
また今年は、「我々に増税を」と富裕層増税による財政再建策も論議になっています。
一方日本は、富裕層優遇の金融所得課税の期限切れ措置を延長し、社会保障財源確保と所得税・消費税を増税します。１％の国民・大企業に軽く、９９％の国民・中小企業に重い税を課す。
どこか間違っています。
「生きていける営業・労働」 「安心して暮らせる社会」 を
学校で、社会で、子どもたちにこのような事実に反することを平気で言い、押し通すことが通用するのでしょうか？ ・・・ 政治こそが社会を、子どもたちを、悪い方へと導いていると言えるのではないでしょうか！
「生存」とは、生活・営業・労働の生きた存在です。
国民が期待した “生活が第一” “生きていける営業・労働” “安心して暮らせる社会”は消え去り、「税と社会保障」をめぐる環境は、一層厳しさを増しています。
“納税者の権利を主張し”“基本的人権と生活を守る”ため、私たち事務所職員一同、今年も精一杯大きな声を出して頑張る決意です。
２０１２年、明るく希望の持てる年とするよう、よろしくお願いします。
２０１２年・元旦
所 長・税理士 宮澤 義雄
税理士 朴木 和美
税理士 小田川豊作
事務長 石富 豊子
鳥塚 一江
川上 嘉一
田中 敦史
増田 晋一
西村麻衣子
山田 由美
谷ヶ崎智央
浅見 明尚
福田 岳顕
高木 良夫
大山 恵美
三澤 大地
猪股あかね
西田 大祐
赤羽 輝子
