税務署からの【未払い税金のお知らせ】 ニセメール
下記メールは、実際に“税金滞納を装ったニセメール”です。
[Spam]税務からの【未払い税金のお知らせ】<クリックで拡大>
宛先も個人(会社役員)宛であり、給与所得者です。・・・売掛債権などありません。
当人は当該会社の経理担当者役員であり、会社宛ての税金未払のメールと思い、事務所に相談に来たものです。
当然、会社も個人も身に覚えのあるものではありませんでした。
いくつかの不審な点を詐欺メールに赤ペンの手書きで付加しましたので、注意してください。
また、国税庁の『注意喚起』文書も掲載します。<クリックで拡大>
注意点 税金未払のニセメール?には、必ず税務署に尋ねて“滞納”があるのか否かを確認すること。
投資の誘いにも注意
暗号資産とは「インターネット上でやりとりできる財産的価値」です。
「不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)に相互交換できる」もの。ビットコインが代表的です。
国民生活センターの注意呼びかけは
「暗号資産(仮想通貨)に投資すればもうかる」と誘われ送金したが出金できない ― 。こんな相談が昨年度6350件も寄せられたと言う。
SNSやマッチングアプリ、友人や知人の誘いをきっかけとしたトラブルが多い。
・ “今しかない。投資の原資として120万円振り込むように”・・・指示どうり振込んだ後サイトの残高情報では120万円が300万円となっていたが引出せない。・・・住所や電話番号は不明でメールで問い合わせたが、連絡が取れない。・・・
・ 知人に “AI(人工知能)が判断して暗号資産に投資するシステム儲かっている” と誘われ、セミナーに参加。雰囲気で契約を促され契約をしてしまった。消費者金融で借金するよう指示され、60万円を知人に手渡した。・・・最初は運用で増えてる画面をスマホで見せられたが、その後、ログインさえ出来なくなった。知人とも連絡取れなくなった。・・・
国民生活センターは、人間関係から断りづらい場合や、相手を信頼して投資するケースが多く、▼相手の話をうのみにしない ▼暗号資産交換業の登録業者かどうか金融庁ウェブサイトで確認し、無登録業者とは取引しない ▼取引内容やリスクが十分理解できなければ契約しない ・・・ と呼びかけている。