to149.jpg

 2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻した。プーチンの言い分は見え透いた謀略にすぎない。笑えるぐらいにでたらめだ。
 分かりやすくするために、ちょっとした例え話をしよう。

おろしあプー太郎 「日頃俺様になついている右隣の犬が、飼い主に虐待を受けて俺に助けを求めて吠えている。飼い主は左隣とばかり仲良くして、俺の言うことを聞かない。この際、犬が助けてくれと吠えていることにして、俺様が乗り込んで、隣の飼い主をぶん殴って懲らしめてやる。犬小屋を置いている敷地とあわよくば屋敷全部を俺様のものにするつもりだが、犬を虐待から救うんだから、文句あるか。」

うくらゼレ吉 「おいおい、犬を虐待なんかしていない。デタラメをいうな。」

おろしあプー太郎 「虐待を助ける大義名分があると俺様がいうのだからそうなのだ。ガタガタいうんじゃない!」

 これは通用しない。でも、まさにこれだ。とても受け流せる話ではない。

 プーチンよ、直ちに軍隊を撤収させろ。
 日本国憲法のもとで暮らす国民として、ものをいう。
 我々日本国民は、大きな過ちを経てたどり着いた国民だからこそ、大きな声で要求するのだ。
 軍隊を撤収し、関係国や人々と話し合え。必ず問題は解決する。
 全世界の人に、日本国憲法の前文を読んでほしい。
 そして、この立場に立ってほしい。

  日本国憲法 前文

 日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。