子供が嘆く・・・
笑うに笑えぬ現実
熊 NZの地震はいたたまれないねえ。リビアの独裁者による殺戮もひどいものだ。どうも暗いニュースばかりで、パンダどころではない。 | そして 誰もいなくなった?? |
態になったので、担任の岡田先生はついにブチ切れ。「そこで騒いでいる生徒、立て、前に来い」と、剣幕。ロボットみたいで感情を出さないのかと思っていたら、人の子だった。でもそこは教師、「仲間が発言しているとき、野次を飛ばして聞かないというのはいけない」と諭した、と。
熊 そうそう。で、騒ぎはどうなったの。
ハチ 慌てなさんな。なにしろ騒ぎの発端になった議題がまた笑える。子どもが、騒ぎの原因は何なのよと聞くので、教えてやったよ。
つまり、学校の評判が悪くなる一方なので、学校の売りとして校長先生の奥さんをマンガで登場させて、父兄や子どもたちの気を引くための宣伝用ビラを作ったんだが、何で奥さんの登場なんだというわけで騒ぎになったと。
熊 ハ、ハ、ハ。俺がいま聞いてもおかしいや。
ハチ だろ。でも思ったね。まったく関係のない自分の奥さんを引っ張り出して、組織を身内支配しようとするともめるよと菅校長が悪い見本を示し、一方、岡田先生としては騒々しい状態はこうやって鎮めるんだ、こんなことをやっちゃいけないということを教えているんじゃないかってね。
熊 そういうことか。なんだか尊敬しちゃうよ。すぐ出しゃばるうちのカカアに教えなくちゃ。
ハチ オイオイ、まったく単純なんだから。うちの子供なんか、それっていま政治をやっている政党の話だろ、おれの将来は暗いねと嘆いていたぜ。
年度末の3月だ。確定申告で国民は税金を納める作業をまじめに行っている。入学式や入社式など、4月は新たな意気込みが満ちる季節である。世の中で、政権党だけがジャレあって税金の無駄遣いをしているかのようだ。