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 「2017年後半にアメリカ空軍の特殊作戦用・垂直離着陸機CV22オスプレイ10機を横田基地に配備する」
 日米政府は2015年5月12日、こんな合意を取り交わし関係機関に通知してきた。
 オスプレイは事故率の極めて高い危険な軍用機である。
 ハワイで5月17日の訓練中に死者2人を出す事故を起こしたMV22オスプレイ。
 原因は操縦士の技量不足と砂埃を巻き込んだエンジンの出力喪失だという。

 CV22オスプレイはMVより事故率が高いとされている。特殊任務にあたらせるため、高度30~60mの超低空飛行訓練や山間部の夜間低空飛行訓練が課せられており、このため抜群に高い事故率となっている。
 重大事故率は、MV22オスプレイの11倍、C130輸送機の19.7倍というのだから、空飛ぶ棺桶といっていい。

  関東の空は、日本の空ではないのだ
               (いずれも東京平和委員会のリーフから転載)
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  横田基地の周りには・・・・・・
    越生は滑走路の延長線上にある

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   越生上空をC130輸送機が頻繁に通過

 最近、越生の上空を横田から飛び立った軍用機が頻繁に飛行している。C130輸送機である。横田基地のホームページによれば、パラシュートの降下訓練を行っているためだ。
 武蔵村山市の公式ホームページには、C130による降下訓練の日程が詳細にのっている。直近では11月16日から5日間行うと通知があったと掲示している。実に頻繁に行っている。
 横田を飛び立った輸送機は八高線に沿って埼玉県を横切り、群馬県の相馬ケ原演習場に向かい、そこで降下訓練を行っているのであろう。
 地図をみれば一目瞭然。まさに越生の真上をとおることになる。

   オスプレイが越生上空を超低空飛行で・・・

 オスプレイが配備されると、今度はオスプレイが越生の上空を超低空飛行で飛ぶことになる。場合によっては夜間に山間部を低空で縫うように飛ぶこともするだろう。その訓練を行って特殊任務に就くことがオスプレイに与えられた使命であるから、住民の危険や騒音被害などお構いなしだ。
 越生の危険と騒音被害は避けられないどころか、最大級となる。

   福生で配備反対の大集会

 11月21日、東京・福生市の多摩川緑地福生南公園で「オスプレイは東京・横田基地に来るな大集会」が開催され、5,000人を超える参加者が集まり反対の声をあげた。戦争法廃止の運動と連帯し、決意を固めあった。
 東京の問題だと思ってはならない。米軍専用空域「横田エリア」は、埼玉、群馬、新潟、長野、栃木、神奈川、山梨と、関東信越一円におよぶ。中でも埼玉・群馬はほぼ全域がはいっている。関東全域での激しい超低空飛行訓練で数千万人が危険にさらされるのだ。
 八高線の沿線の市町村議会は、こぞって反対決議をあげるべきだろう。市長村長は一致団結して政府や自衛隊、米軍に意見をあげるべきだろう。
 「CV22オスプレイの横田配備はやめろ!」と