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  80名の税理士でスタート

 2015年9月16日、東京税理士会館で「滞納相談センター」の設立総会が開催され、規約と運営計画が満場一致で採択された。
 このセンターに所属して対応する税理士は、42名が正会員として、38名が賛助会員としてのスタートとなった。
 当事務所の2名の税理士も正会員として名前を連ねた。ただし、会員税理士が滞納問題で相談したい人から直接受けるのではなく、センターを窓口として受けつけ、地域等を適切に判断してふさわしい税理士を対応させることになっている。
  納税通信が大きく報道
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  「差押え」出版で問題浮き彫り

 事の発端は「東京税財政研究センター」が出版した「差押え」という本。5000部が完売され、滞納問題に対する本格的な実践書として高い評価を得ている。この出版によって、「東京税財政研究センター」や著者などに様々な問い合わせや相談があり、滞納問題の広がりが改めて確認された。
 そこで、専門的知識をもつ税理士が組織的な受け皿を作り、滞納問題を解決するためにボランティアになるかもしれないが力を発揮しようではないかということになった。

   新聞報道

 朝日新聞は、9月16日の朝刊で設立総会のことを報道した。その記事を読んだ人から滞納問題で困っているので相談に乗ってほしいと電話が入り、立ち上がり前から相談に応じる事態も生まれた。
 納税通信でも取り上げられ、相談が次々と舞い込んでいるという。

  気軽に相談を

 滞納で問題を抱えている方は気軽に電話してみてはどうだろうか。

   「滞納相談センター」連絡先
     東京都港区虎ノ門1-12-1 第一法規ビル6階
       電話 03-6268-8091
       FAX 03-6268-8092