6月中旬、税制の視察でカナダへ行ってきました。
現地の納税者連合の方や税理士（税務会計士）の先生に色々とカナダの税制について伺ってきましたが、小難しい話は置いといて、合間に観光してきたものをご紹介します。
（写真をクリックすると拡大します。 トコロのアッシー ）
| まずはブリティッシュコロンビア州へ。バンクーバー空港から州都ビクトリアへ入ります。州都なのでBC州の州会議事堂が建っています。綺麗な建物でした。その正面手前には町の名前の由来にもなったビクトリア女王の像が建てられています。今のエリザベス女王のお祖母さんのお祖母さんらしい。 |  |
| 街中を通る大きな通りの出発点はマイル・ゼロと呼ばれ、モニュメントがありました。ここで後ろを振り返ると、海の向こうにはアメリカ・ワシントン州の山脈が見えます。アメリカが近いんですね。フェリーでシアトルまで1時間半くらいで行けちゃうそうですよ。そのときはここからなら日帰りでイチローの応援に行けるなぁなんて思っていましたが、まさか東海岸に移籍してしまうとはね… |
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| その後、ブッチャート・ガーデンへも行ってきました。元々はブッチャートさんちのお庭です。ちょっと時期が早かったのか、ばら園のばらはまだまばらでした。 一応、日本庭園もありましたが、ちょっと微妙…。ちっちゃい枯山水っぽいスペースやししおどしはありましたが。ししおどしの所に「猪威」と看板がありましたが、これ日本語？鹿じゃないの？謎が残ります。 （下の写真を拡大してみてください。漢字で書かれた看板があります） |
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| カナダはもともとイギリス領で今でも英連邦に属するだけあって、ビクトリアの町で一番大きな教会は英国国教会のものでした。入り口の上にはイングランドの国旗をあしらった模様がついています。 （拡大すると入口の上にイギリスの紋章が確認できます） |  |
| ビクトリアのあとはバンクーバーに戻ります。バンクーバーと言えば2010年の冬季五輪ですね。市内にはそのときの聖火台がありましたよ。そして、当時メディアセンターとして使われた建物の中には、大きな地球がぶら下がっています。 （変な形が聖火台。記憶ありますか？） |
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| カナダというと大自然のイメージがありましたが、バンクーバーは大都会でしたねー。ホテルから見える夜景がきれいでした。昔は日本人街もあったそうですが、今はなくなってしまったそうです。チャイナタウンは今でもあるけど治安が悪いんだとかｗ |  |
| そしてバンクーバーをあとにして、いよいよ大自然へ向かいます。まず飛行機でアルバータ州エドモントンへ。Albertaの文字をアラバスタに見間違えたのは内緒です。ビビは居ませんｗ エドモントンからはバスで5～6時間かけてジャスパーへ移動します。移動のあいだ右を見ても左を見ても山と森。はじめはカナディアンロッキーの山々と広大な針葉樹林に感動していましたが、さすがに数時間同じような景色が続くと飽きますね。ちょっとでいいや。 |
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| ジャスパーで一泊し、翌日はまたバスです。信号もない道をひたすらカナナスキスへ向けて9時間のドライブです。もちろんバスの窓からは山と森が見放題！…といっても、この日は途中で何度か停まって観光しましたけどね。そのなかでも一番の見所は氷河です。 雪上車で氷河の上まで入っていけましたよ。ちゃんと安全を確認してあって、歩いても平気な場所にはカラーコーンが置いてありました。その外はクレバスがあるかもしれないから落ちて死んでも知らんよ、ということらしい。誰かBダッシュで駆け抜けてきて！ （下の写真を拡大すると天国と地獄の境目が分かります） |
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| そして、その氷河の奥にはコロンビア大氷原という氷原が広がっているそうです。その面積は名古屋市に同じくらい！ 一面の雪景色も見てみたいですが、さすがにそこまで行けないようです。それどころか、この観光客を氷河に乗せるのも、氷河の保護のために止めたほうが良いのでは？という意見も出てるみたいです。 近い将来乗れなくなるかもしれません。実際、以前はもっと手前まで氷河があって、今では地面が見えてしまっている所も氷河があったそうです。行くならお早めに！ |  |
| その先の道路脇から見える氷河も、以前は鳥の足のように3つに分かれていたのに、1つ崩れてしまったということで今では2本しかありませんでした。残念。 （昔に撮影した氷河の写真がレリーフで表示されており、比較できます。違いが分かりますか？） |
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それから、ボウ湖・ルイーズ湖と2つの湖を見てきました。 ボウ湖はまだ一部凍っていましたね。
（「湖畔の宿」、日本の歌にもありましたね） |
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| 山々の間を抜けて、夕方にはカナナスキス・リゾートに到着。ここでは2002年にサミットが開かれており、当時の小泉首相が訪れています。9.11の翌年のため警護しやすいこの場所が選ばれたんだとか。 確かに周りには何もない。山に囲まれた森の中にホテルとリゾート関連施設がポツンと建ってるだけで町もない。部外者が居たらすぐ判るな。 |  |
| そんな環境なので、ホテルの周辺を散策していると動物に会えるそうです。 実際にリスとか鹿とかに出くわしましたよ。 何日か前にはホテルのすぐそばに熊が出たそうなので期待してたんですが、残念ながら熊には会えず。ホテルや施設の中には売店が数軒あって、そこではワーホリで来ている日本人の方々が働いていましたが、そのうちのお一人に聞いたところ、数日前の熊を見たそうですよ。いいな～。 |
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| しかし、山と森ばかり見ていてはさすがに飽きるので、オプショナルツアーのヘリコプター飛行に参加してきました。ヘリ初体験です。 30～40分かけて辺りを周回していくと、眼下に広がるのは森！そして山！…うん、まあ、そうですよね。 |
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| こうして、カナディアンロッキーを北から南へ抜け、過剰なまでに満喫したところで帰路に着きます。最終日はカルガリー空港へ向かい、バンクーバー空港を経由して成田に戻ってきました。 |  |
余談ですが、カナダの紙幣はプラスチック製だそうですよ。しかも、100カナダドル札と50カナダドル札はシースルー！スケスケです。1セント硬貨（0.8円くらい）は廃止してしまう予定だと言うし、なかなか思い切ったことしますね！ |  |
