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   マクロスライドで 物価高・賃金引上げ下回る 

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厚生労働省は1月19日、2024年度の公的年金額について、物価上昇率より0.5%下回る2.7%増にとどめ、実質削減する方針を明らかにした。
 物価よりも低い賃金の伸び率で改定し、さらに年金額を削る「マクロ経済スライド」を、2年連続で発動しました。

 厚生年金の夫婦2人のモデル世では、物価上昇に見合った引き上げの場合、月額231,665円となる計算だが、マクロスライドの発動で230,483円と月額1,182円<年額14,484円>の減額となる。・・・(将来にわたって永久に減額され続る)

 自公政権は2012年の政権復帰後、年金額の伸びを抑制・削減する仕組みを強化し、実質削減を繰り返してきた。今回の削減を許せば、物価が1割も上がった(昨年から今年にかけての物価高騰は反映されていない)のに、年金額の伸び率は3%程度に抑えられ、実質では7.5%~7.8%の目減りとなった。

  年金額は毎年度、物価や賃金の変動を反映し改定される。今年の改定は、前年の物価上昇率3.2%、名目賃金の上昇率3.1%より低く改定された。

 労働者数の減少や高齢化の影響による「マクロ経済スライド」発動とはいえ、年金受給者・特に団塊の世代(筆者も75歳)にとっては堪ったものではない。

 (・・・ 戦後ベビーブームに誕生し、高度経済成長を支え、年金は拠出年金<自分で払えば払った分だけ将来貰える> ・・・ と騙されて支払ってきた。 ・・・ 加入した時から年金は目まぐるしく改悪されてきた ・・・ 国家は信用できない? ・・・ が実感である。)

  国民年金(40年加入者)は ・・・ 1,750円 <月額145円> 増

 支給額は人によって異なるが、自営業者やパート・アルバイトの人たちが入る国民年金の月額(40年加入・1人分)だと68,000円。69歳以上の人だと67,808円となる。
 月額68,000円でこの物価高、生活できないだろう ?

 会社員や公務員などの厚生年金では230,483円となる。

 国家の政策は信用できない ! ご都合主義で 約束を守らず 法律さえ変えて 国民を騙す !

 これで戦争にもなったら ・・・ 

 政治も劣化している ・・・