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 遂に職員のページが出来ました!記念すべき初掲載なのですが、いざ書こうと思っても、なかなか筆が進みません。とりあえず近況から書いてみる事にします。

 私は宮澤会計事務所に入社して9年目に入りました。つい先日、私の担当先が税務調査になりました。自身の担当先としては通算10回目の調査でした。
 実地調査率は法人で5%位ですから、自分の担当先数から考えれば1年に1件強という数字は決して多いわけではありません。しかし、事務所内で比較するとダントツで多いです。(宝くじや懸賞の類はさっぱり当たらないのに・・・)
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 確かに税務調査は来ないに越したことはありません。納税者が会計事務所を変更する理由の上位に「税務調査での会計事務所の対応」がランクインしている実態からも分かるように、納税者・会計事務所の双方に、時間的にも精神的にも大きな負担がかかります。しかし、税務調査こそ会計事務所の腕の見せどころであり、担当者の実力が問われます。
 4~5年前の話になりますが、やはり担当先が調査になり、担当先の経理の人に「俺達でまとめた決算の発表会の場だ。言わば晴れ舞台なんだから自信をもって臨もう。」と励まされた事がありました。本来、私が言わなければならない言葉でした。決算とは日々の仕訳の集合体であり、日々の仕訳とは納税者の日々の足跡だと私は思います。結局は日々の積み重ね、つまり訪問時にどれだけコミュニケーションをとれるかが大事になってきます。
 税務調査の後、ほとんどの担当先の納税意識や経理への認識が変わりました。そう考えれば、税務調査の多い私は幸運なのかもしれません。「今日の失敗が明日の財産」になるように頑張ろうと改めて思います。
 (偉そうな事書いたけどやっぱり税務調査は来ない方がいいなあ・・・・・・ ピー)